技術情報
柱や梁のない無響室(組立式無響室)
2024/12/03


- 無響室・防音室のソノーラ
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- 柱や梁のない無響室(組立式無響室)
ソノーラの無響室は、大型のものでも柱や梁のない、遮音パネルを基本とした設計が可能です。
前者を「フレーム方式」、後者を「パネル方式」と呼称しています。
柱や梁を設けることは、たわみや座屈を防止するなど、構造体の強度面では有効な設計方法である一方で、両者比較によるデメリットもあります。
フレーム方式は、パネル方式に比較して
- 重量がある
- コストが高い
- 長尺物は運搬、搬出入が困難
という大きく2つのデメリットがあります。
柱や梁には、角型鋼管やH鋼などの鋼材を使用しますが、無響室が大きくなればなるほど重量が嵩み比例してコストがアップします。
弊社では、現在、超大型の無響室にも対応可能、かつ各パーツをコンパクトに持ち運びできるパネル方式を開発中です。
遮音パネルは、鋼板の曲げ/補強材などによる構造ですが、工夫次第ではパネル自体にかなりの強度を持たせることが出来ますので、柱や梁を使用せずパネル単体での無響室の構造とすることが可能です。
これにより、大型となってもコスト増を極力抑えたパネル方式の無響室を実現出来る見込みです。
ソノーラでは、富士山テクニカルセンターを中心に常時、音響/製造技術の開発を行っており、様々な製品を作り出しています。
近々発表させて頂きます。
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