技術情報

無響室の照明 その2

2021/08/18

無響室照明の問題点と解決法」の記事で古い無響室の照明は白熱灯の裸電球だと説明をしました。

今回は、その後の照明器具の遍歴についてご説明しようと思います。

基本的には白熱灯の使用が推奨されていましたが、記憶があやふやですが1980年代より、一般的な照明でも白熱灯の電球の代替品として、より明るく、耐久時間も長い、電球型蛍光灯が使用される事が増えたように思います。

それならば無響室の照明もそれらに切り替わったかと言うとそうではありませんでした。なぜならば蛍光灯は安定器から特有のジー、ジーという音が鳴るからです。一般的な環境でもかなり静かな所であれば、当時の蛍光灯であれば、ジーという音がわかりましたので、蛍光灯はジリジリ音が鳴るという印象を未だに持たれたている方もおられます。

現代においては、かなり大きな蛍光灯や、廉価品でなければあまり確認する機会も無くなりましたが、当時はまだまだ使用に耐え得る製品は少なかった印象です。また、無響室自体も需要自体がニッチであり(今もある意味ではそうですが。。)研究所のような所にしかなかったため、白熱灯がまだまだ主流という状況でした。

90年代に入り、蛍光灯の製品自体の静音化も進み、無響室の市場も産業用市場として広がると使用者の作業環境の観点からも高輝度の照明が要望される中で、電球型蛍光灯も採用されて行くようになりました。この90〜2000年前半では、明るさを求めて、逆富士型の蛍光灯器具など反射面の多い照明器具などを取り入れてしまい、吸音特性に影響を与えてしまうなどの失敗もありました。反射面を気にして水銀灯を採用して、これまた安定器の音が問題になるという失敗をした事もありました。結局、裸電球というのは変わりませんが、白熱灯から蛍光灯へ2000年代に入るまでは推移して行きました。機会があれば次回は、LEDに移行する経緯をお話できればとと思います。

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