技術情報

電気自動車測定実験室

2021/05/12

昨今、電気自動車が流行りになっています。二酸化炭素排出の取り締まりも年々厳しくなって行く中で、電気自動車はガソリンより環境に優しいので、将来は主流になると思われます。

電気自動車において、一番肝心な部分はバッテリーです。寿命はどのぐらいあるのか、どのぐらいの動力を持つか、どのぐらい稼働可能か、フル充電までどのぐらいかかるか、稼働時にどのぐらい騒音するのか、という測定をしなければならない。

当社は音響実験室である無響室・半無響室を提供するメーカーなので、当然電気自動車バッテリーに目を向けています。

電気自動車は従来の自動車より、音響的な違いとしては、とにかく静かになっているところです。その原因はもちろんバッテリーで動力を提供するようになったからですが、それによって測定方法や音響実験室に対する要求が違ってきます。その要求を次のように解説していきます。

室内暗騒音

電気自動車は従来の自動車より静かになっています。それによって、本来エンジンの騒音でカスキングされていた音が検出されるようになって、より静かな環境で測定しなければ精度の高い測定ができなくなります。

つまりより静かな暗騒音環境で測定するのが必要になってきます。電気自動車(実車)は大型の音響実験室で測定することが殆どです。音響実験室が大きければ大きいほど、中の低い暗騒音を確保することが難しくなります。

そして暗騒音は被測定物より10dB以上低いのが望ましいので、大型音響実験室でそれを確保するのが至難の業ですが、弊社は長年の経験と実績を持ち、それを克服する自信と実力を有しております。

振動防止

電気自動車の動力バッテリーは従来のモーターより静かな振動をするので、周辺からわずかな振動でも影響を受けるので、しっかり対策を打って防がなければならないです。そのために浮き床構造で絶縁する必要があります。つまり音響実験室下の床を防振材で完全に切り離すことです。

防振材の選定は周辺の振動周波数によって違います。弊社は振動の中心周波数によって、計算を行った上でしっかり対応する防振材を選定します。

高周波音対策

電気自動車の中心帯域は高周波に集中しています。なので精確な測定を行うためには、高周波に特化した音響実験室が必要です。近頃低周波に特化した平板無響室は出てきたりしているようですが、実は高周波に非常に弱いです。弊社は独自開発した新型クサビを使用し、高周波にしっかり対応できる音響実験室を提供しております。

そして弊社が提供する無響室・半無響室の特徴も合わせてご紹介致します。

● 弊社は音響性能保証制度を導入しております。ユーザーの設置環境によって、環境騒音が大きい場合があります(一般的に設備の設置環境として適していない)。そんな場合でも弊社は絶対的な自信があるため、事前にユーザーと暗騒音の約束をします。そして最後まで責任を持って約束した暗騒音と測定可能下限周波数を達成致します。

● 弊社は従来のコンクリート製造法を使用せず、プレハブ式のパネル組立方式を採用しております。この方式によって、現場工期が大幅短縮し、移設が可能になり、人件費の節約にも繋がります。

● 弊社はユーザー被測定物のサイズや測定方法、作業性に合わせて1から設計することに対応しております。例えばクレーンを設置したい、ドアの下部をフラットにし搬入時に段差がないようにしたい、無響室内で温湿度コントロールをしたい、風洞試験をしたい等、様々な御要望にお応え出来ます。

● 騒音計や分析器の提案も致します。ユーザーはどんな物をどのよう測定したいか、ご要望によって、長年のノウハウを持って提案致します。

● 弊社では遮音性能保証を実施しているため、雑音信号発生器・スピーカー・普通騒音計または精密騒音計を使用し、ISO3745:2012に準じた測定(透過損失試験)を実施し、試験成績は「測定結果報告書」として提出します。

ご紹介は以上となります。詳しくお知りになりたい方はこちらからお問い合わせください

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