技術情報
半円柱形吸音材
2024/10/09
- 無響室・防音室のソノーラ
- 技術情報
- 半円柱形吸音材

ソノーラでは、防音室や無響箱の内装吸音材に半円柱形吸音材を採用しています。
(防音室:BFP、無響箱:AST吸音材)
半円柱形はフラット形状に比較し、表面積が広い(約1.5倍)ことから音波が吸音材に入りやすくなっています。このことにより、特に高周波域の吸音性に優れています。
また、フラットな形状ですと、一次反射がしやすく、向かい合う面が並行になることから音響設計上不利となりやすいです。一方で、半円柱形状は平面ではなく、音を拡散・乱反射*させることが出来ます。
関連ページ
魔法瓶のような防音室
* この記事では円柱形状へ音が当たった場合の反射について記載しています。
さらに、吸音材BFPは内部が空洞になっていることにより、消音機能を付加しています。音を閉じ込めるイメージです。

当社では、限られたスペースや壁厚の条件でいかに吸音材の吸音性を高めることができるか、常に研究開発テーマとしています。
- << 鋼管内の共鳴騒音
- 究極の遮音ドア密閉方法 >>
技術情報 新着記事
-
2025.04.27
【グローバル顧問:南治子のコラム7】海外代理店がやってきた No.2 -
2025.04.23
株式会社VOST様へ訪問しました -
2025.04.18
【グローバル顧問:南治子のコラム6】海外代理店がやってきた No.1 -
2025.04.13
日本音響エンジニアリング様に訪問しました -
2025.04.09
なぜサイレンサーダクトは音を消せるのか? -
2025.04.04
スピノラマとは?スピーカー評価手法と無響室の関係 -
2025.03.30
アクティブノイズサイレンサーとは?—仕組みと用途を解説 -
2025.03.25
NC曲線とは?その限界と実用性について -
2025.03.20
無響室と無響箱の違い -
2025.03.15
オートドア用空圧部品の組付
SHOW ROOMソノーラ・ショールームのご案内
無響室・防音室メーカーであるソノーラテクノロジーでは、東京、静岡、愛知、兵庫を拠点に、全国対応が可能です。音響測定・調査・診断~設計製造・施工・保証迄の自社一貫体制です。また御殿場市の「富士山テクニカルセンター」には無響室・防音室のショールームがあります。実際に測定器を使用した状態で、当社製品の高い性能を確認いただきながら、独特の無響空間を体感することができます。またショールームの他に、当社紹介の映像、工場の見学も合わせて実施しております。国内にて無響室を無料開放している機関はほとんどありません。製品の購入を検討されている方、当社へ興味をお持ちの方、 一般の方、メディアの方など業務外での御利用も可能です。是非お越し下さい。
※現在、一時的に一般個人の方の見学予約を中止させて頂いております。御了承の程お願い致します。
〒412-0046 静岡県御殿場市保土沢1157-332 東名高速道路 御殿場ICより約15分
TEL 03-6805-8988 / eFAX 03-6740-7875(全支店共通)
CONTACTお問い合わせ・パンフレット請求
ソノーラテクノロジーの商品に関するお問い合わせやご相談は お問い合わせボタンよりお気軽にご連絡ください。 資料を郵送でご希望の方はパンフレット請求ボタンよりご連絡ください。