技術情報
日本初?200度差(-50〜+150℃)の半無響室環境内での音響測定
2024/08/26
- 無響室・防音室のソノーラ
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- 日本初?200度差(-50〜+150℃)の半無響室環境内での音響測定
ソノーラは2011年に恒温半無響室を某自動車メーカーに納入しました。
* 外形サイズ: W4,500×L3,500×H3,095
この半無響室は室内の温度を-50〜+150℃の範囲でサイクル運転を行い、その環境下で音響を測定します。
当社では、半無響室と空調システムのトータル設計を行いました。
設計のポイント
- 高い遮音性、吸音性とともに断熱性を確保
- 低〜高音域での温度切り替えにより発生する結露防止
→具体的な設計方法は非公表ですが、当社では特殊な半無響室を設計しました。
先日、当社技術者が納入先を訪問しました。納入からかなり年月が経っていますが、半無響室、空調システムとも問題なく使用、稼働しておりました。
当初、某自動車メーカーから、この半無響室のお話があった際に、当社は難しい課題ながらクリアし性能を保証するとお約束しました。しかし、御客様のお話では、複数の無響室メーカーに相談したが、出来ると言ったのはソノーラだけとのことでした。
そして、半無響室前には看板があり、以下の文言が記載されていました。
「日本で初めて!200度の温度差を実現した無響室!」
この文面を見て、改めて当社は難しい課題をクリア出来ていたのだと実感しました。
ソノーラはこのような難しい課題にも数多くの実績があります。
無響室メーカーはただ無響室を作れば良いわけではありません。御客様の測定ニーズに合わせた提案を行う必要があります。もし、「これは難しいだろう」という案件でも構いませんので、お困りの方は是非ソノーラへ御相談ください。
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