技術情報
人とくるまのテクノロジー展2026
ソノーラ新入社員Yの感想文
2026/06/19


- 無響室・防音室のソノーラ
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私は、ソノーラ新入社員Yです。(入社2ヶ月です)
先日、横浜で開催された「人とくるまのテクノロジー展2026」に参加してきました。
私は普段、音に関わる仕事をしているため、車そのものについての詳しい技術は、まだあまり専門的には分かりません。(今後学んでいきます。)
それでも、展示会で強く感じたのは、これからの車業界において「音」がますます重要になっていくのではないかということです。
今回の展示会では、電動化、自動運転、AI、ソフトウェアなどの最新技術が紹介されており、これから先、移動手段だけではなく安全で快適な空間へ進化していくのだと感じました。
特に私が興味を持ったのは、車内騒音や振動、接近通報音、そして車内の音響空間といった「音」に関する部分です。
電気自動車やハイブリッド車が増えることで、昔のようなエンジン音は小さくなり、車内は静かになりました。
しかし、今まで目立たなかったモータ音、タイヤ音、風切り音、内装部品の小さな音などが、逆に気になりやすくなっているという事実を知りました。
音に関する仕事に携わっている立場から見ると「静かになり気になる音」をどう評価し、改善していくのかは、とても興味深いテーマです。
ただ、音を小さくするだけでなく「人が不快に感じない音」「安心できる音」をどう作るかが、今後さらに注目されていくと思います。
車内空間の快適さ

日本音響エンジニアリングさんが行っていた車内音響に関するセミナーの見学をしました。
自動運転時代の車室内音響空間というテーマでの講演で、これからの車は単なる移動手段ではなく「音楽を聴いたり、映像を見たり、くつろいだりするための快適な空間」として考えられているのだと感じました。
今まで車内の音は、騒音を減らし静かにするというイメージが強かったのですが、それだけでは不十分なのだと学びました。
この先、自動運転が進んでいくと、今までよりも車内で過ごす時間の質が重要になります。
そこでの車内での音の聞こえ方、音楽や映像の音の自然さ、外からの音と車両自体の音との合わさり方などが快適性に大きく関係してくると思います。
そしてこれらの実現のために、車内の音をしっかり測定し評価すること、そして実際に近い環境で検証することの大切さを改めて感じました。
実際の車内は、スピーカー、内装材料、窓、シート、人の人数や位置など、さまざまな要素が音に影響します。
そのため、車内音響を良くするには、車内空間全体で音の相性を考える必要があるのだと感じました。
車酔い
個人的には…快適さも大切ですが、さらに車酔いをしなくなるような車の構造になることを期待しています。笑(個人的に車酔いしやすい体質です。)
「快適性を求めること」と「車酔いの克服」は、間接的に関わっている課題だと考えます。
車酔いは、三半規管・目・身体からの情報を受けた脳が混乱することによって起こるそうです。
あるWEBサイトの調べによると小中学生の30~40%が車酔いになると言われているそうです。
では、車酔いをしなくなるためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
あるところの調べによると、車に乗る前に1分間100Hzの純音を聞くだけで乗り物酔いが改善されたという研究結果があります。
対象の音を聞くだけで車酔いが改善されるのであれば、さらに改善できる対策はあるのではないかと考えられます。
現在、車酔いをしにくいおすすめの車はありますが、車酔いを第一視点に考えられた車の製作はされていません。(もしかしたらあるのかもしれませんが…)
今回の展示会で快適性が考えられていましたが、音と振動を活用し、快適性が極限まで高まれば、脳のストレスは自然と解消されます。
車酔いに対しては、音と振動両面でのアプローチ方法もあるのではないでしょうか。
車内空間が快適に進化すること自体が、結果として車酔いを無くしていくためのステップになると期待しています!
車両接近通報音
また、車両接近通報音にも興味を持ちました。
電気自動車は低速走行時にとても静かなため、歩行者に車の接近を知らせる音が必要になります。
しかし、その音が大きすぎると騒音になり、小さすぎると安全面で危険になります。
メーカーによっては広角スピーカーを使用したり、10種類程度の周波数を混ぜたりして、音を出力しているそうです。
聞き取りやすさ、不快感の少なさ、街中でのなじみやすさなども考える必要があり、車両接近通報音は思っていた以上に深く考えられているものなのだと感じました。
普段から聞いている何気ない音ですが、ぜひ耳を傾けてみてはいかかでしょうか。
まとめ

私は今回の展示会を通して、車内騒音、振動、接近通報音、車室内音響といった分野には、まだまだ多くの可能性があるように感じました。
車が自動・電動化し、より静かに、賢くなっていくほど、音を正しく測り評価すること、人にとって心地よい音の環境を作ることの重要性は高まっていくのではないでしょうか。
「人とくるまのテクノロジー展2026」は、最新の自動車技術を学ぶ場であり、普段行っている仕事がこれからの車業界の成長にどう関わっていけるのかを考える良い機会にもなりました。
専門的な技術や知識についてはまだ勉強が必要ですが、音という視点で見ると、車の未来はとても身近で関係があり、面白いものに感じられました。
今後も、「音」に関わる技術がどのように進化していくのか注目していきたいと思います^^
また、音と振動を組み合わせることで車酔いをしないなどという新たな事業展開があるのではないでしょうか。
ソノーラテクノロジー Y
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