技術情報
鋼製遮音パネル ”ソラメタパネル”
2024/07/09
- 無響室・防音室のソノーラ
- 技術情報
- 鋼製遮音パネル ”ソラメタパネル”
ソノーラの無響室、防音室等各種製品には鋼製遮音パネル “ソラメタパネル” を採用しています。
ソラメタパネルは薄型ながら高遮音性能を実現します。
関連ページ
新型遮音パネル・新型吸音クサビ
ソラメタパネル開発・アップグレードの経緯
ソラメタパネルは2004年にVer.1、2009年にVer.2、2014年にVer.3と過去3度バージョンアップされています。
従来、無響室はコンクリート層またはコンクリート層+空気層+石膏ボードによる構築方法が一般的でしたが、これらの工法は、かなり現場工期とコストが掛かり、層厚が必要、解体移設が不可というデメリットもありました。
日本では、研究開発拠点内であまり大きなスペースを取れないことが多く、さらに、プロジェクト移管やレイアウト変更により、無響室の設置スペースが変更になることもあります。これらのことから、省スペースかつ解体移設性が無響室に求められました。
そのため、ソノーラは設立当初から鋼製遮音パネルの開発に取り組み、製品化に至りました。
薄型かつ高遮音性実現の理由
ソラメタパネルは、一般的な遮音理論だけではなく、エネルギー変換の技術を主とし、2次元的理論ではなく3次元的観点を用いて技術開発を行っています。(従来の遮音理論の一部を否定し、独自の見解にて遮音設計、開発を行っています。)
では、具体的にどのような技術によりどのようにパネルを設計しているのか・・?
↓ ↓ ↓
ソラメタパネルの内部構造は企業秘密
ソノーラでは、ソラメタパネルの内部構造は企業秘密とさせて頂いています。
材料、構成、設計図なども非公開です。
特許も取得していません。
日本の建築会社などに見積を提出する際には、構成材料に関わるメーカー、型番、材料数などを全て明らかとしなければならないケースがありますが、ソノーラではそのような見積は出来ません。(その場合は見積辞退させて頂きます。)
※ 建築会社からパネルの中身について問い合わせを頂いたこともありますが、お答え出来ないと返答致しました。弊社では建築会社への納入実績がほとんどないのもこれらの理由からです。
過去、お取引のある納入先企業には1度もこれらの情報を公開していません。
ですが、非公開の代わりに製品自体の音響性能保証を行っています。御理解を頂きたいです。
遮音パネルの未来
現在、ソノーラではソラメタパネルVer.4の開発に取り組んでおります。Ver.4が製品化となると、軽量化、構造体のフレームが不要となり、さらなるコストダウンが実現します。
今後、遮音パネルに求められるものは、更なる薄型化、軽量化、コストダウンと考えています。
ソノーラは音響制御専門会社として ”常時開発” を引き続き行っていきます。
SHOW ROOMソノーラ・ショールームのご案内
無響室・防音室メーカーであるソノーラテクノロジーでは、東京、静岡、愛知、兵庫を拠点に、全国対応が可能です。音響測定・調査・診断~設計製造・施工・保証迄の自社一貫体制です。また御殿場市の「富士山テクニカルセンター」には無響室・防音室のショールームがあります。実際に測定器を使用した状態で、当社製品の高い性能を確認いただきながら、独特の無響空間を体感することができます。またショールームの他に、当社紹介の映像、工場の見学も合わせて実施しております。国内にて無響室を無料開放している機関はほとんどありません。製品の購入を検討されている方、当社へ興味をお持ちの方、 一般の方、メディアの方など業務外での御利用も可能です。是非お越し下さい。
※現在、一時的に一般個人の方の見学予約を中止させて頂いております。御了承の程お願い致します。
〒412-0046 静岡県御殿場市保土沢1157-332 東名高速道路 御殿場ICより約15分
TEL 03-6805-8988 / eFAX 03-6740-7875(全支店共通)
CONTACTお問い合わせ・パンフレット請求
ソノーラテクノロジーの商品に関するお問い合わせやご相談は お問い合わせボタンよりお気軽にご連絡ください。 資料を郵送でご希望の方はパンフレット請求ボタンよりご連絡ください。