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宮大工の継手・仕口の技法
2024/09/07
- 無響室・防音室のソノーラ
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みなさんは、日本の建築伝統技法である継手や仕口をご存知でしょうか
これらは、釘などの金物を極力使用せずに、複雑な接合部をパズルのように組み合わせたり、クサビを打つことにより梁や柱を接合する技術です。
宮大工という神社などの建立を行う大工が用いる技法です。
継手、仕口には様々な種類がありますが、当社ではこれらの技法からヒントを得て製品作りに役立てています。
神社などは木材などを基本素材として使用していますが、当社は鋼材を基本としていますので全く異なる材料ですが、例えば、無響室や防音室のフレームに使用する角型鋼管を特殊機械によって成形することにより、継手のような構造となります。

しかし、当社では今もボルトや金物により多くの部材の接合、組み立てを行っていますのでボルトレス工法といえるようなものまでまだ設計出来ていません。これからの課題であると思います。
3DCADもない時代からこのような3次元構造を人の手で考え作り出すというのは素晴らしい技術です。
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