技術情報
水を使う環境下での音響測定
2024/09/12
- 無響室・防音室のソノーラ
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- 水を使う環境下での音響測定
給湯器など、水を使用する製品の音を無響室内で測定する場合、吸音材(吸音クサビ)は水を吸ってしまいます。吸音材が水を吸ってしまうと、吸音材の音の入口である気泡が目詰まりし、吸音性能を著しく損ってしまいます。また、一度吸音材に入った水は抜けにくく、吸音材自体の変形やカビの原因にもなります。
では水を使う環境下ではどのように音響測定を行うのか・・?
- (1) 透水性のある吸音材を使用する、防水パンなどで水を受け、室外に排水出来るようにする。
- (2) 撥水性のある吸音材を使用する。
これらの対策が一般的ですが、少し問題があります。
まず (1) は、溜まった水を排水は出来ますが、吸音材は水が抜けるまで断続的に目詰まりします。
(2) は、市販の撥水性吸音材には撥水性能が経年等により劣化してしまうものもあります。※撥水スプレーや撥水コート加工など
ではどうするのか?
これは宣伝になってしまいますが、弊社オリジナル吸音クサビ ”BFW” による内装仕上げを行うことです。
BFWは、タイベックという耐水性・撥水性のある生地を使用しています。これにより、吸音材表面に付着した水は吸音材に染み込むことがありません。
ソノーラテクノロジーには、BFW仕様の半無響室ショールームがございますので、実物をご覧になれます。
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無響室・防音室メーカーであるソノーラテクノロジーでは、東京、静岡、愛知、兵庫を拠点に、全国対応が可能です。音響測定・調査・診断~設計製造・施工・保証迄の自社一貫体制です。また御殿場市の「富士山テクニカルセンター」には無響室・防音室のショールームがあります。実際に測定器を使用した状態で、当社製品の高い性能を確認いただきながら、独特の無響空間を体感することができます。またショールームの他に、当社紹介の映像、工場の見学も合わせて実施しております。国内にて無響室を無料開放している機関はほとんどありません。製品の購入を検討されている方、当社へ興味をお持ちの方、 一般の方、メディアの方など業務外での御利用も可能です。是非お越し下さい。
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