技術情報
価格を公表するということの意味
2022/05/10
- 無響室・防音室のソノーラ
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- 価格を公表するということの意味
当社では、各規格製品の上代価格をWeb上に公開しています。これは設立当初から一貫して行なっています。本来、当業界では価格表示はタブーであったと思います。その理由は、メーカーにとって価格を公開することは都合が悪いからです。
上代価格とは定価の意味とほぼ同等です。代理店などが仲介したとしても、この上代価格を上回る金額で販売することは基本的にはNGです。
当社が設立した当初は、無響室は非常に高額な設備でした。ジャンルは違いますが、超高額で有名であろう電波暗室なども似ています。電波暗室はメーカーの粗利益は最低でも50％は軽く超えているでしょう。無響室も20年ほど前は同じでした。そして、現在までに徐々に適正価格になってきたと言えます。
当社の競合ブランドは決して多くはありませんが、その中でも競合（合い見積もり）となるケースもあります。競合価格も、当社が他社の半値に近いということも過去にはありましたが、現在は仕様やルールなども整備されており、また、メーカーが淘汰されてきたことから各社での価格差は以前ほどはないと思います。
”当社が価格を公表する理由”
それはもちろん、お客様のためであり、自信があるからです。
無響室のことを全く知らないまたは価格調査が初めてであるというお客様は、「無響室はいくらぐらいなのか？」ということがわかりません。当社はそのようなお客様のため、目安としても価格を知って頂きたいと考えています。来期の無響室導入の予算採りをしたいというケースもあるでしょう。その場合にも当社の公表価格は御参考にはなるかと思います。
そして、価格を公表することは、メーカーによる暴利を防ぐことになります。無響室は未だに高額な設備とは言えますが、適正価格は存在すると考えています。ただ、逆に競合先に当社の価格情報が行き渡るわけですから、競合先は当社よりも低い金額で見積書を作ることが出来ますので、これは当社にとっては不利となります。ですが、当社は価格には自信がありますので、是非他社と比較してくださいと常に申し上げており、その旨もWeb上に記載しています。これは喧嘩を売っているわけではなく、自信があるからです。
最後に、未だに価格公表をしているのは当社くらいでしょう・・
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無響室・防音室メーカーであるソノーラテクノロジーでは、東京、静岡、愛知、兵庫を拠点に、全国対応が可能です。音響測定・調査・診断～設計製造・施工・保証迄の自社一貫体制です。また御殿場市の「富士山テクニカルセンター」には無響室・防音室のショールームがあります。実際に測定器を使用した状態で、当社製品の高い性能を確認いただきながら、独特の無響空間を体感することができます。またショールームの他に、当社紹介の映像、工場の見学も合わせて実施しております。国内にて無響室を無料開放している機関はほとんどありません。製品の購入を検討されている方、当社へ興味をお持ちの方、 一般の方、メディアの方など業務外での御利用も可能です。是非お越し下さい。
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